9年ぶりに映画主演するイッセー尾形と三毛猫のドロップ[映画.com ニュース] 俳優のイッセー尾形が、深川栄洋監督の最新作「先生と迷い猫」で約9年ぶりに映画主演を果たしていることがわかった。イッセーの主演作は、アレクサンドル・ソクーロフ監督が手がけた「太陽」(ロシアで2005年、日本では06年公開)以来となる。今作でイッセーとタッグを組むのは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で宮本信子扮する“夏ばっぱ”の飼い猫カツエ役でデビューした、三毛猫のドロップだ。 今作の原案となったのは、木附千晶氏の「迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり」。埼玉・岩槻で起きた地域猫失踪を取り上げており、その猫をかわいがっていた著者と母親が行方を探すうち、多くの人々が猫の行方を気にかけていたことを知っていくノンフィクション作品で、その実話をベースにオリジナルキャラクターやストーリーを加えて映画化した。