偉そうに聞こえたり、「わかったようなこと」に聞こえたりするかもしれないけれども。そしてこういう断り書きを入れる自分は弱いなあと思うけれども。 こうして note を書くようになって、ほんとうによかったと思っている。なんなら知り合いのライターさんたちすべてに、毎日書くことを推奨したい。編集者だって書いたほうがいい。出版まわりじゃないお仕事の人も、ぜひぜひだ。 なぜか。 文章力の向上、ではない。残念ながら、こんなものを毎日書いたところで、文章はうまくならない。いわゆる1000本ノック式の「なんでもいいからたくさん書け」は間違いだと、ぼくは思っている。たくさん書くことは大切だけれども、「なんでもいいから」の気持ちで書いているかぎり、まるで身にならない。数をこなすことに意味はないとは言わないけれども、「それをカウントするような数には、なんの意味もない」とは断言できる。 じゃあ、どうして毎日書いたほ
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