海外から送られてきたウンコ翻訳の仕様書を解読するだけのお話。 日本語って難しい。 インド人とミツバチはダンスでコミュニケーションを取る。 ※この小説は、小説家になろう様、ノベルアップ+様、ノベルピア様にも投稿させて頂いております。 新年早々、俺は一人寂しく出社した! そして、海外から送られてきた書類を読まされるのだ。 ウチの海外営業担当、謎のインド人の手による陰謀である。 奴は、言葉の通じない相手から仕事を取ってくるという、いらん奇跡を引き起こしたのだった。ミツバチはダンスでコミュニケーションを取るというが、インド人もダンスで意思疎通できるのかもしれない。 あいつ、いつも踊ってるし。 「書類ってのは、これか」 デスクの引き出しに、インド人のメモ付き封筒が入っていた。 メモには「中身がまったくわからないので、一刻も早く確認してくれ」と書いてある。 どういうことなの。 それでいいと思ってるの。