蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ 作者: ジャスティン・O・シュミット,今西康子 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的に、『生物学者の異常な愛情シリーズ』と呼んでる本たちがある。 『バッタを倒しにアフリカへ』や『動物になって生きてみた』がその代表。 研究対象に対する驚異的な執念や、溢れすぎてしまった愛情により生まれる「大群で飛んでくるサバクトビバッタに身をさらして食べられたい」や「アナグマになって森の中で穴を掘ってミミズを食べて生活してみた」といった、ぶっ飛んだ性癖じみた行動や妄想。いろんな意味で振り切っていてやばい。常人ではついていけない世界。だが、ついていけない世界だからこそ、そのドアの先の景色が見れて面白くて、読んでよかったと思える本たち。 で、本書もそういった『生物学