楽天モバイルが「値上げ」を発表した。 これまで1GB以下はゼロ円という料金設定であったため、CMでも「ゼロ円から使える」を大々的にアピールしていた。しかし、7月からは「3GB以下は1078円」という料金設定となり、ゼロ円での回線維持ができなくなったのだ。 SNS上では「だまされた」「聞いていない」「解約する」といった声が相次いでいる。 早くも、楽天モバイルのユーザーの中には、楽天モバイルを解約し、ゼロ円で回線を維持できるKDDI「povo 2.0」などに契約を切り替える人も出始めてきた。 楽天モバイルは2020年4月から携帯電話事業の本格展開を開始している。それまでNTTドコモに回線を借りて格安スマホを提供していたが、自前で全国にネットワーク網を整備し、いまでは580万回線を突破するまでになった。顧客満足度もナンバーワンを得るなど、着実に既存3社を脅かす存在になろうとしていた。