喜怒哀楽を隠さない役柄は、画面の外でも健在だった。6月13日に最終回となったフジテレビ系ドラマ「CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」。これに西島秀俊とW主演を果たした小栗旬が怒髪天というが、いったい何があったのか……。 *** 今や平均視聴率が2桁に乗れば御の字のドラマ業界にあって、今作は10・5%(関東地区)。大団円を迎えたのだ。放送記者によれば、 「小栗にとっては、作家の金城一紀氏と共に5年間も構想を練った作品なので、思い入れが人一倍強いのです」 そんな彼だけに、ある放送回の内容について、大そうご立腹なのである。 小栗を知る芸能関係者が明かす。 「5月2日放送の第4回で、冒頭のシーンがカットされたのです。制作の関西テレビから放送直前に知らされた小栗さんは、早く教えてくれていれば撮り直しもできたのに、と怒り心頭で、“フジのドラマには二度と出ない”と言っています」