ロンドン(CNNMoney) ロシアの銃器メーカー、カラシニコフは2日、銃器のデザインとロゴの刷新を発表した。衣類や付属品のシリーズ展開にも乗り出す。 新ブランドの宣伝には、マシンガンを手に微笑む若い女性を起用した。欧米の対ロ制裁の影響で販売が落ち込む中、イメージを一新して業績の回復を狙う。 カラシニコフの製品は対ロ制裁の影響で米国への輸出ができなくなった。通貨ルーブルの下落も追い打ちをかけ、2013年の決算は17億ポンド(約3200億円)の赤字を計上した。 米国の禁輸で被った損失を補うため、同社はアジアや南米、アフリカに照準を合わせる。最も有望な国としてインドとエジプトを挙げている。 新しいキャッチフレーズは「平和を守る」。カラシニコフの銃器は「世界の平和を保つため」に製造していると同社は強調、「国家の主権や、平和的に存在する権利を守る助けになる」とアピールした。 米国ではカラシニコフ銃