共産党の小池晃書記局長(内藤慎二撮影)共産党が逆風に直面している。野党共闘のパートナーとして期待する立憲民主党と憲法や消費税率の対応で足並みがそろわないことに加え、野党が一致結束して臨んできた沖縄県内の市長選では7連敗を喫した。「弱り目にたたり目」を象徴するかのように、党幹部による〝パワハラ〟も発覚。明るい材料を見いだせないまま、結党100年のメモリアルイヤーが過ぎ去ろうとしている。 「田村さんには会議後に謝罪した。『ハラスメント根絶』をめざす党の一員として、今後たえず自己改革に努める」 共産の小池晃書記局長による11月14日の記者会見は、前代未聞の謝罪から始まった。