「歴史的名機」とされるダグラスDC-3が、世界一周の途中で来日。現代のものとは大きく異なるその飛行機から、大阪と神戸の街を眺めました。飛行高度は「あべのハルカス」のちょっと上ぐらいです。 世界一周の途中で神戸空港へ 神戸空港から大阪へ。「歴史的名機」から見えたもの(1分47秒)。 航空史に名を刻む飛行機が2017年5月、阪神の空を飛びました。その名は「ダグラス DC-3」です。 「現在につながる商用旅客機の草分けで、『名機』と呼ばれています」(航空ジャーナリスト 中村浩美さん) 1935(昭和10)年に初飛行したDC-3。そのうち、現在も飛べる1機(ブライトリング DC-3)が2017年、世界一周に挑戦し、日本にも立ち寄りました。 ダグラス DC-3。来日したのはスイスの時計メーカー、ブライトリングが維持、保存を支援している機体(2017年5月、恵 知仁撮影)。 地上のDC-3は「お尻」が