1200km/hという超高速で走行する乗りもの「ハイパーループ」の計画が進行しています。どのような仕組みで移動し、また将来的にどのような計画があるのでしょうか。 イーロン・マスク氏の発想からスタートした「ハイパーループ」 韓国の政府系研究機関は2017年7月21日、米ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズ(Hyperloop Transportation Technologies)社からの技術協力を得て、「ハイパーループ」の開発を進めると発表しました。 ハイパーループの基本的な原理は、減圧された「チューブ」のなかを「ポッド」という車両が浮上しながら移動するというもの。その移動速度は1200km/hと、JR東海が建設を進めている超電導リニアの約500km/hだけでなく、一般的な旅客機の巡航速度である約900km/hよりも速くなる構想です。2017年8月現在、サンフランシスコ~