荷台を持つトラックのような電車が、JR西日本にあります。クモル145形・クル144形とう車両で、唯一現存する最後の元国鉄「配給電車」です。しかし近年、本来の目的では使用されず、車齢はまもなく60歳になろうとしています。 JR西日本に唯一、生き残っている国鉄配給電車 「国鉄配給電車」唯一の生き残り、JR西日本クモル145・クル144形。その車内に潜入!(1分37秒)。 正面から見ると普通の電車のようですが、まるでトラックのように、後ろが荷台になっている車両がJR西日本にあります。「配給電車」と呼ばれるクモル145形・クル144形です。車輪やパンタグラフといった鉄道車両の部品などを積載し、車両基地や車両工場へ運ぶため、国鉄時代の1980(昭和55)年頃に誕生しました(JR西日本のクモル145形・クル144形は1981年誕生)。 DE10形ディーゼル機関車に押されるJR西日本のクモル145形・ク
「幻の橋」と呼ばれる、旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋りょう。次の「雪解け」で、その姿が大きく変わる可能性が出ています。昭和14年に開通したコンクリートアーチ橋で、「北海道遺産」でもあるこの橋のいまを取材しました。 「2018年春」を乗り越えられるのか……? 消えゆく「幻の橋」タウシュベツ川橋りょう。もしかすると2018年の春にも、見納めの可能性があるという(1分23秒)。 北海道・十勝にある、美しいアーチが連なるタウシュベツ川橋りょうは、「幻の橋」と呼ばれています。 ヒグマが生息する林道、クマよけの鈴をならし進んだ先のダム湖(糠平湖)にある旧国鉄士幌線の橋です。 士幌線は帯広~十勝三股間78.3kmを結んでいた路線で、1987(昭和62)年3月23日に廃止。タウシュベツ川橋りょうは、その糠平~幌加間にあったコンクリートアーチ橋で、1939(昭和14)年に開通しました。 「旧国鉄士幌線コンク
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