「幻の橋」と呼ばれる、旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋りょう。次の「雪解け」で、その姿が大きく変わる可能性が出ています。昭和14年に開通したコンクリートアーチ橋で、「北海道遺産」でもあるこの橋のいまを取材しました。 「2018年春」を乗り越えられるのか……? 消えゆく「幻の橋」タウシュベツ川橋りょう。もしかすると2018年の春にも、見納めの可能性があるという(1分23秒)。 北海道・十勝にある、美しいアーチが連なるタウシュベツ川橋りょうは、「幻の橋」と呼ばれています。 ヒグマが生息する林道、クマよけの鈴をならし進んだ先のダム湖(糠平湖)にある旧国鉄士幌線の橋です。 士幌線は帯広~十勝三股間78.3kmを結んでいた路線で、1987(昭和62)年3月23日に廃止。タウシュベツ川橋りょうは、その糠平~幌加間にあったコンクリートアーチ橋で、1939(昭和14)年に開通しました。 「旧国鉄士幌線コンク