成田国際空港が空港処理能力向上とその円滑運用のため、空港変更許可を国土交通省に申請しました。誘導路の整備や空港の敷地範囲拡大などが盛り込まれています。 2020年夏までに離着陸回数向上を目指して環境整備 成田国際空港は2018年3月15日(木)、A滑走路北側に誘導路(ホールディングベイ)を整備する空港変更許可を国土交通大臣に申請したと発表しました。 本整備の目的は、2020年の夏ダイヤまでに空港処理能力(離着陸回数)を向上させるため。東京オリンピック・パラリンピックや国際競争力強化、訪日外国人旅客のさらなる増加に向けて、時間当たりの処理能力を現行の68回から72回へ増やしたいとしています。 誘導路整備と敷地拡大のイメージ図(画像:成田国際空港)。 申請概要は、誘導路の整備、空港敷地範囲の拡大、工事の完成予定期日の3つに分類されます。A滑走路北側に計画している誘導路は、離陸機の待機を目的とす