AT(オートマ)車のトランスミッションには多くの場合、「P」「R」「N」「D」などのレンジがありますが、このうち「N」レンジはあまり使われません。そもそもなぜ「N」レンジが設けられているのでしょうか。 MT車では頻繁に使うも、AT車では… AT(オートマ)車のトランスミッションには「P」「R」「N」「D」などのレンジがあります。それぞれ「パーキング」「リバース」「ニュートラル」「ドライブ」を意味し、駐車やバック、前進など状況に応じて切り替えます。 AT車のトランスミッションのイメージ。「2」「L」レンジの有無や表示は車種により異なるが、「P」「R」「N」「D」は多くのクルマで共通する(画像:Pramote Soongkitboon/123RF)。 「ニュートラル」すなわち「N」レンジでは、ギアがかみ合うことなく、エンジンの動力が車輪に伝わらない状態になります。MT(マニュアル)車では、駐停