欧米でのディーゼル車排ガス不正発覚から2年半、EV(電気自動車)シフトを強力に推し進めてきたフォルクスワーゲン(VW)が、ここにきて新型ディーゼル・エンジン車を日本国内試乗へ投入しました。その背景になにがあるのでしょうか。 VW、新型ディーゼル・エンジン車を国内投入 2018年2月14日(水)、フォルクスワーゲン(VW)は、日本において新型モデル「パサート/パサート ヴァリアント TDI」の発売を開始しました。このモデルには日本の規制に適合した最新のディーゼル・エンジンが搭載されています。 2018年2月14日発売の「パサート ヴァリアント TDI」と、フォルクスワーゲン日本法人のティル・シェア社長(2018年2月14日、鈴木ケンイチ撮影)。 というか、「パサート/パサート ヴァリアント」というクルマ自体はすでに販売されており、ディーゼル・エンジン車が追加されたというのが、今回の新発売です