メルセデス・ベンツやボルボなどの欧州車には、ヘッドライトにワイパーが付いているものがあります。最近の車種では見かけなくなりましたが、このワイパーにはどのような意図があり、なぜ消えたのでしょうか? 北欧生まれの装備 メルセデス・ベンツやボルボなどのクルマで、ヘッドライトにワイパーがついているものが存在します。 ヘッドライトについたワイパーのイメージ(画像:Tyler Olson/123RF)。 しかしながら現行のラインアップでは両社とも、このヘッドライトのワイパーが付いたクルマはありません。メルセデス・ベンツ日本によるとこのワイパーは、「雪や泥汚れでランプがさえぎられ、光量が弱くなるのを防ぐためのもの」とのことで、メルセデス・ベンツでは、1972(昭和47)年発売の「W116」(初代Sクラス)が最初に装着された車種だそうです。ただ、「現在ではワイパーはなく、ウォッシャー液を吹き付けるタイプに