コンクリートの壁や橋など、道路構造物への落書きは全国的に見られますが、これを水と重曹だけできれいに落とす工法が存在します。どのような技術なのでしょうか。 塗料に重曹をぶつけて落とす 橋脚やトンネルの壁といった道路の構造物に、スプレー塗料で落書きされている様は全国的に見られるものです。山形県村山総合支庁の西村山道路計画課によると、これまでそうした落書きへの対処は「上からペンキで塗りつぶすケースがほとんど」だったといいます。 一般家庭レベルでは、市販の溶剤を使用して塗料を除去することもあるかもしれませんが、道路構造物においては「化学薬品がコンクリートに悪影響を与えることもある」ため、塗りつぶすのが一般的だそうです。 そうしたなか西村山道路計画課は2017年8月1日(火)、山形県寒河江市で行われた橋やトンネル壁面への落書きの除去作業において、ある工法を試験的に導入し、落書きを跡形もなく除去するこ
中央新幹線で営業運転を始める予定の、最高速度500km/hを誇る超電導リニアモーターカー。「乗車」ではなく「搭乗」であること、ホームの構造など、まるで航空機のようです。 超電導リニアは「乗車」ではなく「搭乗」するもの? 500km/hリニアは「搭乗」(1分14秒)。 磁気で浮上し、500km/hで疾走する超電導リニア。それに乗るのは「乗車」ではなく「搭乗」。 JR東海は2017年8月、同社の発足30周年を記念し、山梨実験センターで「超電導リニアこども学習教室 ~時速500キロを親子で体験~」を開催。 超電導リニア「搭乗」にあたり、まず手荷物検査。実験施設へ入るための検査で、営業運転での運用は未定。 超電導リニア、記念撮影用のパネルも「搭乗」(2017年8月8日、恵 知仁撮影)。 競争率16倍で当選した親子たち。超電導リニアを学び、いよいよ「搭乗」へ。 通路の先にゲートがあり、超電導リニアL
伊豆スカイラインをドライブ。わさび田やラスク工場などを巡りながら、伊豆最古の温泉を目指します。 伊豆の尾根を通って“食”の温泉地へ 【本記事は、旅行読売出版社の協力を得て、『旅行読売』2017年8月号に掲載された記事「今日もドライブ日和 第18回〈静岡〉伊豆スカイライン 修善寺温泉」を再構成したものです】 ※ ※ ※ 街中では静かなエンジン音が、箱根ターンパイクの急な上り坂では俄然大きくなった。小田原の海岸に近い起点と大観山展望台までの距離は約14km、標高差は1000m近くになる。1km進むごとに70mを駆け上がる計算だから、エンジン音が高鳴るのも無理はない。 坂を上り切ったご褒美は大観山展望台からの風景だ。眼下に芦ノ湖、雲の向こうに富士山の雄姿が見えた。富士山はやがて雲に覆われ、この後走った伊豆スカイラインからは望めなかったから、大観山の展望は印象深かった。 前半は開放的な景色、後半は
初飛行から40年以上のF-15、有効活用する改修案は様々に提案されてきましたが、かつてミサイル発射時の「ロケット1段目化」するという案が検討されたことがありました。弾道ミサイルの脅威への備えとのことですが、どのようなものだったのでしょうか。 空自200機のF-15J、まだまだ有効活用可能 2017年6月、航空自衛隊の次世代戦闘機通算5号機となる日本国内生産型F-35A「ライトニングII」が初飛行し、いよいよF-35Aの実用化が間近に迫ってきました。 F-35は極めて強力な戦闘機ですが、現在のところ導入予定は2個飛行隊ぶん42機となっています。したがって今後も航空自衛隊の主力を担う機種は約200機を保有し8個飛行隊に配備されているF-15J「イーグル」であることに変わりありません。 沖縄県那覇基地、第9航空団のF-15J(関 賢太郎撮影)。 F-15Jは1981(昭和56)年導入と、もはや新
未来都が2017年8月11日から、冷感グッズを装備した「めっちゃ冷感タクシー」を運行しています。 通常料金で乗車可能 未来都(大阪府門真市)は2017年8月11日(金・祝)、冷感グッズを装備した「めっちゃ冷感タクシー」の運行を開始しました。 運行台数は同社保有のタクシー車両900台のうち3台のみ。夏場のタクシーの快適さをPRすることが目的です。通常料金で利用できますが、指名予約はできません。 「めっちゃ冷感タクシー」には「氷」マークが貼られている(画像:未来都)。 冷感グッズは、後部座席の冷感座席シート、扇風機、風鈴の3点。希望に応じて、汗拭きシートがもらえます(在庫がなくなり次第、配布終了)。通常のタクシーと見分けがつくように、車体横にはかき氷の「氷」マークが貼られています。運行期間は8月31日(木)までです。 今回の「めっちゃ冷感タクシー」は、同社の「めっちゃええやんタクシープロジェク
事前に十分な睡眠をとっているにもかかわらず、クルマを運転していると眠くなることがあります。なぜでしょうか。 十分な睡眠をとっていても眠くなる? クルマの運転中、気を付けたい「眠気」ですが、高速道路の課題研究に取り組む高速道路調査会(東京都港区)が2015年3月に発表した、1000人のドライバーを対象とするアンケート調査よると、高速道路を運転中に眠くなった経験のあるドライバーは全体の78%、また、実際に事故を起こしたり、事故に至らずとも「ヒヤリ」と感じたことがあるドライバーは50%に上るそうです。 高速道路を走行中、眠くなった経験のあるドライバーは、実に78%にも上る(画像:photolibrary)。 同調査ではまた、実際に事故を起こしたり、事故に至らずとも「ヒヤリ」と感じたことがあるドライバー501人を対象にして、眠気や居眠り運転の発生に、道路の線形や交通状況などが関係することも明らかに
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