なぜアメリカ人のプレゼン能力は高いのか 日本では、小学校の校長先生のスピーチといえば、「長い」「つまらない」「くどい」「結局何を言いたいかわからない」の代名詞です。私自身も子どもの頃、校長先生の話が始まると退屈で仕方がなかった記憶があります。 ところが、娘が通うアメリカの小学校の校長先生、中学校の校長先生、どちらのスピーチも楽しく魅力的で、生徒からも大人気なことに驚きました。学校行事の説明ひとつでも、聴衆を笑わせ、感動させ、ユーモアを交えたストーリーテリングを駆使しながら話し、参加者を引き込む力を持っています。 最初は「たまたま話が上手な先生なのだろう」と思っていましたが、地域のイベントや学校行事に参加するうちに、校長先生に限らず、何らかの役職についている人の多くが優れたプレゼン能力を持つことに気づきました。音楽イベントやボランティア活動のリーダー、行政の担当者まで、彼らは皆、驚くほどわか

