自身の事務所で「発達障害者 法律相談室」を開く弁護士の伊藤克之さん(49)=東京都日野市=は、自らも発達障害の当事者だ。 【政府広報オンライン】大人になって気づく発達障害 幼い頃から自身の特性を感じながらも知識がなく、「空気が読めないところがある」と思っていたくらいだったといい、弁護士になってから発達障害と診断された。 「東大卒の弁護士」。それだけ聞くと順風満帆な人生に聞こえるかもしれないが、幼い頃は特性からもどかしい思いをしたことも多かったという。なぜ弁護士の道を志したのか。自らの特性とどう向き合っているのか。話を聞いた。(ライター・渋井哲也) 「誘われるのを待っているような子どもだった」「幼稚園の頃から内向的でした。一人でミニカーを10台、縦に並べて“渋滞”を作って楽しんでいました。誘われれば友達の輪に入ることができましたが、自分から誘うことができず、一人でいることが多かったです」 幼

