著: 神谷圭介 10年前まで住んでいた町へ向かう。引越してからは一度も立ち寄っていない。大学を卒業して半年後に住み始めた町が練馬区の平和台だった。友人とシェアするかたちで借り始めた部屋は3DKで月々8万4000円くらいだったから、折半して1人4万2000円。なるべく広い部屋が良かった。 自分はテニスコートというコントグループのメンバーであり、当時は結成も間もなく大学を出てからもコント公演を続けていくつもりだった。作業スペースや衣装とか小道具などの置き場が出来るだけ欲しかったのだ。 1人で狭い部屋を借りるよりも広くて快適だった。お互い全く気を使わなくて済む関係だったのも良かった。まさかそのまま6年間も住むことになるとは思わなかったが、なんならもう一回更新しても良かったくらい快適だった。 ただなんとなく「さすがに8年も一緒に住むことなくない?」という話になり、なんとなく共同生活は解散になった。
![二十代のしょぼい自分を散歩で辿る。神谷圭介が暮らした練馬区平和台 - SUUMOタウン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cd56b9deec98d5fead72f9c0df1567a2c15dbd9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FH%2FHuuuu%2F20230228%2F20230228212410.jpg)