吸い込まれる... 手にとってすぐに分かりました。 この器に引き寄せられた理由。 写真でうまく伝わっているでしょうか? たぶん半減、もしくはそれ以下... 数百枚じゃきかないぐらい。 あんなに撮ったのにこれだから、ちょっと悲しいけど。 最初、惹きつけられたのは、不思議なこの陰影。 ここだけ霧がかかったような、やわらかい印象。 なのに深いこの陰影は何だろう? と、思うより先に足が前に出て。 近づいてみて、その秘密が分かりました。 全体を覆っているのは、粒子を感じる不思議なベール。 まるで昔のモノクロ映画みたいな、しかもちょっと霧のかかったシーンのような、ザラっとしたあの質感です。 見渡す限りの、無数の粒子。 と思ってしまうのは、すでに目がお皿に近づきすぎている証拠ですが... この粒子の作り出す風景に、目がどんどん吸い込まれて、もう抜け出せなくなりそう。 実はこのサイトでは度々告白しています