十分はとてもノスタルジックで、それはどこか昭和の雰囲気を漂わせています。 平渓線沿線の中でも十分は規模が大きく活気がある街で、名物は何と言ってもランタン(天燈)飛ばし体験。 大きなランタンに、願いを書いて空に飛ばします。元は台湾の旧暦で言う『元宵節』を祝う為の行事、「平溪天燈節」が由来ですが、現在では平渓地域全体で、1年を通してランタン飛ばしを体験する事ができます。 また、十分はランタンの故郷と呼ばれ、元宵節のお祝いでランタンを飛ばし始めたのが十分の住人だったと言われています。 十分へは台北から約一時間ほど 台北から十分へは簡単に行くことができます。 まずは、台北駅から台湾鉄道に乗ります。自強号(日本の特急のようなもの)に乗り、瑞芳まで向かいます。この間約1時間程。 自強号の切符を購入するときは駅の窓口にて「〇時○分発 自強号 瑞芳駅迄」というメモを見せれば目的の切符を購入する事ができます