サーバーの再起動後の warmup 期間を短縮するために、InnoDB では、サーバーの停止時にバッファプールごとに最近使用されたページの割合が保存され、サーバーの起動時にこれらのページがリストアされます。 最近使用されたページのうち、格納されたページの割合は、innodb_buffer_pool_dump_pct 構成オプションによって定義されます。 ビジー状態のサーバーを再起動した後、バッファプール内にあったディスクページがメモリーに戻されるため (同じデータがクエリー、更新などされるため)、通常はスループットが急激に向上するウォームアップ期間があります。 起動時にバッファプールをリストアする機能により、DML 操作が対応する行にアクセスするのを待機するのではなく、再起動前にバッファプールにあったディスクページをリロードすることでウォームアップ期間が短縮されます。 また、I/O リクエ