「北九州メディアドーム」(北九州市小倉北区三萩野3)で2024年1月7日、ど派手な衣装の参加者が多いことで知られる「北九州市二十歳(はたち)の記念式典」が行われた。 「雅(みやび)」店主の池田雅さん(左)と、ど派手衣装の武内市長が囲み取材に応じた 最高気温8℃、時折小雨混じりの突風が吹く悪天候ながら、数千人の参加者が集った。市こども家庭局担当者によると「今年の二十歳対象者は9101人。例年そのうち6~7,000人が参加する」という。 式典の挨拶の中で武内和久市長は「いろんな服装、いろんな髪型、色んな表情の若者が、みんな素敵に参加している。ど派手衣装はいろんな取り沙汰され方をしているが、誰かの価値観を否定しないまちづくりをしたい。(自分も)一度選挙に負けて挫折した。もうだめだと言われもしたが、周囲の応援で立ち上がることができた。チャレンジする人を応援する、日本一前向きなまちにしていく」と、自
カレー専門店「モンゴル」経営者の丸谷真一郎さんが2月11日、JR小倉駅前の成人映画専門館「小倉名画座」(北九州市小倉北区京町2)を事業継承した。 「君と僕の情報発信基地」-「男が求める究極の美学、ここにあり」 丸谷さんさんによると、昭和50年代にポルノ映画専門に営業を始めたという同館。館内はピンク映画を上映する1階の「1」(約60席)と、ゲイ映画専門に上映する2階の「2」(約30席)に分かれる。入り口に掲げた男性カップルの看板は小倉の風俗の一端を紹介するビジュアルとしてこれまでさまざまなメディアに紹介された。 丸谷さんは「約3年前に建物オーナーから運営者の引退を聞いていた。本業のカレー専門店もレトルト商品の開発などで奮闘しているが、コロナの影響もあり経営の多角化が必要と思い事業を継承した」と話す。 「既に確立されたコンテンツ、多様性社会への流れ、体験型施設、競合の少なさ、駅近の立地などポテ
ど派手な衣装の参加者が目立つことで全国的に知られている北九州市の成人式が、1月10日「北九州メディアドーム」(北九州市小倉北区三萩野3)で行われた。 粉雪舞い散る中、袴の彩りを揃えた新成人が続々と集まってきた 数年ぶりの大寒波襲来で大雪となった中、新型コロナウイルス感染症対策として、門司区・小倉北区・小倉南区・戸畑区と若松区・八幡東区・八幡西区居住者の2部制に分けて式典を開催。市によると、「2000(平成12)年4月2日~2001(平成13)年4月1日の間に生まれた成人式対象者は9847人で、例年成人式には、新成人の70~80%程度が参加する。2部制にして開催したのは初」という。 7日から降り続いた雪は10日になっても止まず、幹線道路は凍結し交通は混乱したまま。同会場前の「三萩野公園」の芝生広場は一面雪で覆われている。大半は振袖姿やスーツ姿の新成人だが、ど派手衣装の新成人らが、粉雪が舞い散
貸衣装専門店「みやび小倉本店」(北九州市小倉北区宇佐町1)で1月9日深夜から翌10日早朝にかけて、ど派手な衣装の新成人らの着付け作業が行われている。 「風神・雷神」をイメージした衣装 「風神・雷神」をイメージした衣装や、白や銀で統一した羽織袴(はおりはかま)に大きな羽根を背負うなど、独特のセンスで彩られた衣装が、10人以上のスタッフによって着付けられていく。 社長の池田雅さんは「衣装は1年がかりで受注するが、昨年の緊急事態宣言時に『一旦保留』などという声が相次ぎ、例年の1~2割まで落ち込んだ。夏以降盛り返してきたが、それでも5割程度」とコロナ禍の苦渋を話す。 「式自体を取りやめにする自治体もある。長崎県や山口県から来ていただいたお客さまも、式には参加できず、衣装を楽しむだけになってしまったが、はたちの思い出づくりになってほしい」とも。 北九州市の成人式は1月10日、居住区のエリアに分け(門
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