日本の魅力を日本に住む外国人の視点で発信する動きが広がっている。トイレや祭り、漫画喫茶といった独自の文化を紹介するインターネット番組などを制作。外国人旅行者の呼び込みにつながりそうだ。 NHKの国際放送のリポーターなどとして活躍する米国人、ジョン・ドーブさん(39)は日本の教育関連企業「ワオ・コーポレーション」(大阪)とともに、日本の文化や風習などを紹介する番組「ONLY in JAPAN」を作った。取り上げたのは岡山の奇祭・裸祭りや日本のトイレの魅力など15テーマ。ドーブさんは「オタクや原宿ファッションだけでなく、おもしろいところがたくさんある」と話す。 番組は昨年2月から日本の文化を海外に紹介するインターネット放送局「WAO!流JAPAN」で順次、放送された。 日本の魅力を伝えると同時に誤解も解きたかったという。「汚くてホームレスが出入りする」と海外で報道されたことがある漫画喫茶を番組