出版科学研究所は25日発売の「出版月報」2月号で、昨年のコミック市場の規模が前年比23・0%増の6126億円となり、昭和53年の統計開始以来で最大となったと発表した。人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の爆発的ヒットに加え、緊急事態宣言に伴う「巣ごもり」需要が追い風となった。 同研究所によると、紙のコミックス(単行本)と漫画誌を合わせた推定販売金額が13・4%増の2706億円。電子コミックが31・9%増の3420億円だった。
tameshiyo.me(ためし読みサービス)は、書籍や雑誌の一部をサーバに登録することで、ネット書店等の販売サイトの当該コンテンツに「ためし読みボタン」が自動的に掲出され、購入者が中身を知るためのサービスです。主要ネット書店、「BooksPRO」「Books」に加え、自社のホームページへのリンクも可能です。 2020年3月1日より、実証実験サービスとして運営して参りましたが、本格運用の準備が整いましたので、2021年3月1日からは、出版情報登録センター(JPRO)の有料オプションサービスとして、サービス内容もより拡充しスタートいたします。 既にご利用されている加入者の皆様は、加入申込書を再度ご提出ください。
京セラコミュニケーションシステム(京都市、KCCS)は2月25日、図書館の蔵書点検業務をサポートするサービス「SHELF EYE」(シェルフアイ)の提供を始めた。AIによる画像認識で本の背表紙を読み取り、まとめて蔵書確認することで、職員が1冊ずつバーコードを読み取るこれまでの作業を効率化できる。 AIはKCCSのグループ会社Rist(東京都目黒区)と共同で開発。タブレット端末で書架に収められた本の背表紙をまとめて撮影すると、AIが画像を解析して国際標準図書番号(ISBN)を特定し、蔵書のリストをCSVファイルとして出力する。書架整理のため、貸し出し頻度などに動じて背表紙を色分けしてリアルタイム表示する機能も備える。 図書館では通常、蔵書点検のために休館日を設け、数万冊の蔵書を1冊ずつ取り出してバーコードを読み取る作業を行っている。SHELF EYEは特殊な機械を使わずに、まとめてデータ化で
平塚市教育委員会は、利用者の減少やライフスタイルの変化を理由に、地域の小学校や公民館を巡回していた移動図書館「あおぞら号」の廃止を検討している。市内4館の図書館がどうあるべきかの方向性をまとめた「これからの平塚市図書館運営のあり方(素案)」に廃止の方向性を盛り込んだ。3月9日まで市民意見を募集している。 「あおぞら号」は1982年に導入された、図書館から距離のある地域の小学校や公民館を巡回する移動図書館。共働き世帯が増え、昼間に巡回するあおぞら号は利用しづらいなど、ライフスタイルの変化が廃止検討の理由に挙げられる。 2009年度のあおぞら号貸出者が10867人いたのに対し、19年度は7746人と10年間で約3千人減少。また、あおぞら号の利用状況には地域差があり、19年度の貸出者は岡崎地区で1648人、金目・真田地区で3342人と全体の利用者の半数以上が同地区に集中している。 市教育委員会は
タブレット端末などで表紙を見て、読みたい書籍を選ぶことができる電子図書館(埼玉県三郷市教育委員会提供) 新型コロナウイルスの感染拡大で図書館の利用が制限される中、パソコンやスマートフォンで本を読むことができる「電子図書館」のサービスを始める自治体が増えている。年中無休で場所を問わず利用できる気軽さや、外出自粛の浸透によって読書をしようという人が増えていることを背景に、利用状況は順調に推移しているという。 印刷会社や電子書籍会社で構成する電子出版制作・流通協議会(電流協)によると、電子図書館を設置する全国の自治体は1月1日時点で143で、前年同日時点の91から6割近く増えた。 今年1月5日にサービスを始めた埼玉県坂戸市は、小説や実用書など約9千点を提供しており、住民に加え、市内の会社や学校に在勤、在学する人も利用できる。 同市は、図書館に通いにくい高齢者や障害者のために電子図書館を開設するこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く