先週、NTTドコモ、KDDIが夏商戦に向けた製品・サービスを一斉に発表。ソフトバンクモバイルでも一部新製品が姿を現すなど夏商戦に向けた各社の取り組みが明らかになってきている。その中から見えてくるものは何だろうか? 海外端末を“特別扱い”しなくなったNTTドコモ まずはNTTドコモの発表内容を振り返ってみよう。機種別に見ると、スマートフォンが9機種で、昨年の冬春商戦向け発表と比べ2機種、タブレット型デバイスなどを含めなければ4機種の大幅な増加となっている。 だが、今回の夏商戦モデルは、一部で傾向が大きく変化している。1点目は端末のラインナップだ。春商戦に向けて販売され、好評を得た「Xperia arc」の強化版「Xperia acro SO-02C」や、冬商戦で人気となった「GALAXY S」の後継機「GALAXY SII SC-02C」など注目度の高い海外モデルが投入されているのはもちろん