BONDIでは,携帯電話の各種機能やデータにアクセスできるAPIを用意している。通信事業者が機器メーカーに利用できるAPIやデバイスの種類を規定できるよう,セキュリティ・ポリシーを設定する機能も備える。 日本のウィジェットよりも多機能 (1)で目指したのは,カメラ,GPSなど位置情報を取得するためのハードウエアなど,携帯電話に搭載されている各種の機能をウィジェット/Webアプリなどから利用できるようにすることである。アドレス帳や画像アルバムを格納したデータ領域も活用できるようにする。 そのためにBONDIでは,JavaScriptで利用できるAPIを拡張した。あるアプリケーション開発者によると,「日本の事業者が投入しているウィジェットと比べて,BONDIのAPIは機能がカバーする範囲が広い」という。 例えばBONDI上でカメラを制御するAPIを利用すれば,カメラを起動し,写真を撮影したうえ
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