昨日までの経緯。 〜じゃんけんの手の種類を2n+1に拡張する方法は(2n)!通りあると思い込んで証明できたと思ったら間違っていた〜 そんなこんなで、じゃんけんの拡張についてあーだこーだ考えているうちに、未解決問題にぶちあたりました。 まずは、手をr種類に拡張した「じゃんけん」を定義し、そこから考えます。 以下の2つの条件が満たされるとき、これをr-じゃんけんと呼ぶことにします。 条件1.r種類ある手のうち、任意の異なる2つの手の間に強弱関係が定義されている(同じ手の強さは同一とする)。 条件2.手によって勝ちやすさ、負けやすさの差がない。言い換えると、勝てる手の数と負ける手の数は、どの手も等しい。 この2条件のもと、手の種類が偶数の場合にはr-じゃんけんが存在しないことは昨日の記事に書いた通り。 手の種類が奇数の場合にはr-じゃんけんが存在することは明らかなのですが、それでは、それは何通り