東京都は29日、都内で新たに250人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。このうち、家庭内で感染した人が28人と感染経路が分かっている濃厚接触者の内訳の中で最も多くなっています。 このうち20代と30代は合わせて160人と64%を占め、40代と50代は合わせて56人で22%を占めています。 250人のうち、およそ35%にあたる88人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ65%の162人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。 また濃厚接触者のうち、最も多かったのが家庭内での感染で28人でした。夫婦間や祖母から孫、それに、20代の外国人男性がホームステイ先の一般家庭で感染するなどのケースがあり、年代でみると、10歳未満から80代までと幅広いということです。 このほか会食での感染が18人、職場内での感染が16人などとなっています。