9日午前7時35分頃、愛知県美浜町、「戸塚ヨットスクール」(戸塚宏校長)の3階建ての寮の前で、訓練生男性(21)が頭から血を流して倒れているのをスクール関係者が発見し、119番した。男性は搬送先の病院で死亡した。 寮の屋上には遺書のようなものが残されており、県警半田署は男性が飛び降り自殺したとみて調べている。 同署によると、男性は同日午前7時20分頃、寮の玄関付近を別の訓練生と2人で清掃していた。男性は「トイレに行ってくる」と話して寮の階段を上って行き、その約10分後に「ドン」という音が聞こえ、路上で倒れている男性が発見されたという。屋上には本人のものとみられるジャンパーや眼鏡と一緒に「ヨットスクールの生活がつらく、このまま生きていくのもつらい」などと記された遺書のようなものが置いてあった。男性は2010年12月頃に入校したという。 同スクールでは、昨年12月20日にも訓練生の男性が屋上か