家庭用の本格的なパソコンが登場して、ことしで40年。東京都内で記念のイベントが開かれ、当時の担当者がパソコン開発の背景を振り返りました。 イベントは中国のレノボグループの傘下にある「NECパーソナルコンピュータ」が都内で開きました。 ことしは、家庭用の本格的なパソコン、NECの「PCー8001」が1979年に発売されてから40年になります。 当時、コンピューターはパーツを購入して自分で組み立てなければならず、限られた愛好家や企業の間でしか使われていませんでしたが、完成品として発売されたこの製品をきっかけにパソコンが一般家庭に広がりました。 イベントでは、当時パソコン事業を担当した渡辺和也さん(88)が「当時は情報化社会の初期段階、揺らん期で、パソコンを求める声が世の中で急速に高まっていた」と、開発の背景を振り返りました。 会場では歴代のモデルが展示されたほか、「PCー8001」本体をイメー