(CNN) 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ会長が、キーボード上の3つのキー「Control」「Alt」「Delete」を同時に押してコンピューターにログオンする方式は失敗だったと認めた。 ゲイツ氏は21日、米ハーバード大学の寄付集めキャンペーン開始の式典に出席。質疑応答の中でCtrl、Alt、Deleteの組み合わせについて、「ボタン1つにすることも可能だった。しかしIBMのキーボードを設計した人物が、ボタン1つにしたがらなかった」と打ち明けた。 この組み合わせは基本的なセキュリティー対策を意図したものだったとゲイツ氏は説明、「そこで我々は、低レベルのプログラミングをして、あなた方に強制した。あれは失敗だった」と両手を挙げて見せ、聴衆の笑いと拍手を誘った。 この様子は24日にユーチューブに掲載され、注目が集まった。