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インドに関するtriniのブックマーク (4)

  • トラとオデッセイ ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日 - The Spirit in the Bottle

    Tyger! Tyger! burning bright, In the forests of the night, What immortal hand or eye Could frame thy fearful symmetry? 虎よ! 虎よ! あかあかと燃える 闇くろぐろの 夜の森に どんな不死の手 または目が おまえの怖ろしい均整を つくり得たか? ( 『ブレイク詩集』/ 寿岳文章 訳(世界の詩55・弥生書房)) 幻視系の詩人、画家であるウィリアム・ブレイク(1757-1827)は「虎」という詩の中でなぜ神が虎のような相手を殺すことにのみ特化した生物を創りたもうたのか、と問うた。ここで言う虎は敬虔なキリスト者の象徴でもある羊と対象になっている。同じネコ科の巨大肉獣であるライオンが百獣の王と讃えられるのに対してトラは孤独な暗殺者のように扱われる。草原で群れをなし、(雄ライオン

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  • 言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する

    今回は、すべて直球でいく。 新書は薄くて、安くて、易しい。 あとは内容が伴えば、読書ビギナーに第一推薦できる条件が揃う。 日の書籍のシリーズものの中で、名著が集中する度合いについて最強なのは、岩波新書の青版である。 これは周知の事実だから、個人運営のマイナー・ブログがわざわざ言わなくてもよさそうなものである。 しかし、言わずもがなのことを言わずに済ますなら、このブログはもう書くことがないのである。 加えて言えば、言われなくても分かっているべきと前提扱いされるものの多くは/少なくない人にとっては、言われないと分からないのである。 だから言わずもがなのことをあえていう。 何を読めばよいかと探しているのなら、岩波新書の青版を読むと良い。 岩波新書の青版のうち、どれを読めばよいか迷っているのなら、以下のものを読むと良い。 なんとなく、繰り返し勧めている気がしていたが、探してみるとかなり昔にメルマ

    言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する
  • リキシャで日本一周(写真家・三井昌志のブログ)

    ホームページ「たびそら」の大幅リニューアルに伴い、ブログを移転しました。 新しいURLは http://tabisora.com/blog/ です。 今後ともよろしくお願いします。 徳島発・東京行きのフェリーは往路で乗ったものと同じ船体だった。二段ベッドの二等寝台。オフシーズンのわりにはバイク旅行者を中心にけっこうお客さんがいたのが意外だった。隣のベッドにも原付で四国や中国地方を回ってきたという若者がいた。 このフェリーの最大の売りは展望風呂で、なみなみとお湯が張られた大浴場の窓からオーシャンビューが一望にできるという趣向だ。もちろん温泉ではないが、眺めの良さはそんじょそこらの温泉リゾートが束になってもかなわない。 紀伊半島を抜けてからしばらくは波が高く、船がかなり揺れて気分が悪くなったので、午後はベッドの上で寝て過ごした。船の揺れというのは起きている分には迷惑なものだが、横になっていると

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  • インド一周旅行記(16) 「牛のためのポンガル」

    ムルガン信徒たちが自らの体を痛めつける過激な儀式を行った翌日は、南インドの収穫祭「ポンガル」初日だった。 ポンガルは日人にとってのお正月とよく似ていて、その期間中は学校や役所も休みになり、都会に出ている人も田舎に帰省して家族と一緒に祝う大切な行事なのだが、その朝は意外なほど静かに明けた。爆竹もロケット花火もお神輿もなし。前日の盛り上がりとは対照的だった。 ただひとついつもと様子が違っていたのは、女たちが家の前に即席のかまどを作って、そこでお米を炊いていることだった。ミルクとサトウキビで甘く炊いたご飯。それを南インドではポンガルと呼び、それがお祭りの名前にもなっているのだ。日で言えばお正月のお雑煮みたいなものである。僕もご馳走になったが、ミルクの他にココナッツやカルダモンなども入っていて、なかなか美味しかった。 出来上がったポンガルは、家族でべる前に、まず家の屋根の上に放り投げられる。

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