JR秋田駅の階段に白い粉がまかれていた問題で、秋田県内の男子高校生が事件後に、「ベビーパウダーをこぼした」と県警に届け出ていたことが20日、わかった。 秋田中央署は白い粉はベビーパウダーの可能性が高いとみて調べている。 捜査関係者によると、男子高校生は16日午後、リュックサックのポケットに入れたベビーパウダーの容器を落とし、階段に中身をこぼしてしまったが、急いでいたため、そのまま容器を拾って列車に乗ったという。男子高校生の母親が同日午後10時40分頃に県警鉄道警察隊に連絡し、17日に男子高校生が母親とともに秋田中央署にベビーパウダーを持参した。 県警科学捜査研究所は18日から、回収した白い粉とベビーパウダーが同じものか鑑定している。駅の防犯カメラには、男子高校生が落とした容器を拾う様子が映っていた。