米マイクロソフトは21日、米ゲームソフト会社アクティビジョン・ブリザードの買収計画に関連し、同社が今後15年間リリースするゲーム機用コンソールゲームを含む全作品について、クラウドストリーミングの権利を同業のユービーアイソフト・エンターテインメントに売却すると発表した。 約690億ドル(約10兆円)規模のアクティビジョン買収を審査する規制・監督当局の懸念を和らげる狙いがある。買収計画の大幅修正により、英競争・市場庁(CMA)の承認を得る新たなチャンスが期待される。マイクロソフトは買収手続きの完了期限を先に10月18日まで延長した。 マイクロソフトとの合意が公表されたことを受け、22日の欧州株式市場では、フランスのゲームソフト会社ユービーアイソフトの株価が一時7.1%急上昇した。欧州経済地域(EEA)は合意に含まれないという。 CMAは22日、マイクロソフトが修正後の買収計画を提示したことで、