福島第一原発で被曝(ひばく)した作業員2人が、汚染された水につかっていた足に浴びた放射線量は、2〜6シーベルトと推計されることがわかった。2人を検査した千葉市の放射線医学総合研究所(放医研)が25日に発表した。高レベルの被曝線量だが、皮膚の移植などの治療は必要ないという。通常のやけど治療をするという。 東日本大震災に伴う今回の原発事故で、1シーベルトを超す高線量の被曝によって治療が必要なやけどが起きたのは初めて。
福島第一原発で被曝(ひばく)した作業員2人が、汚染された水につかっていた足に浴びた放射線量は、2〜6シーベルトと推計されることがわかった。2人を検査した千葉市の放射線医学総合研究所(放医研)が25日に発表した。高レベルの被曝線量だが、皮膚の移植などの治療は必要ないという。通常のやけど治療をするという。 東日本大震災に伴う今回の原発事故で、1シーベルトを超す高線量の被曝によって治療が必要なやけどが起きたのは初めて。
労働安全衛生法に基づく電離放射線障害防止規則では、原発などの作業員の一般的な許容被曝限度は年間50ミリ・シーベルトとされる。原発事故などで「緊急作業」をする際の被曝限度は年間100ミリ・シーベルトだが、厚生労働省は福島第一原発事故での緊急作業時に限り、被曝線量の限度を、250ミリ・シーベルトに引き上げている。 福島第一原発では、放射線が高い現場では、放射線管理員が同行することになっていたが、24日は同行していなかった。前日に管理員が現場を調べた際、たまった水の量は少なく、放射線量も数ミリ・シーベルトと比較的低い状態だった。 このため、管理員は、作業員が24日の作業で浴びる放射線量は上限が20ミリ・シーベルト程度と見て、同行しなかったという。しかし、作業員が現場に入ると、水も放射線も格段に増えていた。 放射線防護の専門家は「汚染された水がたまる場所で作業をする際は、靴の中に水が入り込まないよ
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