「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。
「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。
みずほ銀行は18日午前、振り込みなどを行うコンピューターシステムの障害が解消できず、顧客の口座への入金などができない不具合が引き続き発生していると発表した。 同日に入金ができていない給与振り込みは約62万件(1256億円)で、前日までの未処理分を含めると最大100万件、金額にして6000億円を超える取引が影響を受けた可能性がある。みずほ銀は3連休中、全国の現金自動預け払い機(ATM)の稼働を全面休止して、復旧を急ぐ。 みずほ銀によると、18日は、全国の433の本支店の窓口(午後3時まで)で給与振り込みを受けるはずだった預金者に対して、最大10万円まで支払う。だが、店舗内の3471台のATMは、預金の預け入れと引き出ししかできず、振り込みや外貨預金関係の取引は休止する。 店舗外にある2175台のATMと、セブン銀行などが運用する全国3万か所のコンビニATMは、預金の預け入れ・引き出しも含め、
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