2/19に出たばかりの『Nature』にある研究成果が報告された。 「検索エンジンクエリデータによるインフルエンザ流行の検知」 (Detecting influenza epidemics using search engine query data) Ginsberg, J. et al. Nature 457, 2009, 1012-1014 題目の検索エンジンとは、Googleのことである。 内容には立ちいらないが、手元のネット環境のあるPCで簡便に高精度なインフルエンザの予想が可能になるかもしれないという、これまでにない結論が得られたようだ。今後のインフルエンザの予防という観点からも示唆に富むものとなっている。 様々に批評を受けてもなお、科学研究の一般論文誌の頂点としての地位を保持している『Nature』に載った論文中で主力となる方法としてGoogleが利用された。この事実は、研究