神奈川県鎌倉市の由比ガ浜海水浴場で計画された「相席居酒屋」形式の海の家について、同市は7日、店側が出店を取りやめることになったと発表した。 県も巻き込む形で賛否の議論を招いた一連の騒動は収束に向かうことになったものの、「海水浴場は誰のものか」という重い問いかけを残した。 ◇「草食系」の若者応援 市によると、同海水浴場で海の家を営業する業者らで作る由比ガ浜茶亭組合から、「店側の自主的な判断で撤退することになった」という報告があったという。 1日からオープンさせる予定だった都内の業者によると、この海の家は初対面の男女が同席でき、女性は飲み物や席料が無料なのが特徴。アルコールも扱うことから未成年者を入店させないように、身分証明書を確認するとしていた。 この業者は全国で約70店の相席居酒屋を展開しており、海の家経営に進出するのは初めて。業者は出店の狙いについて「未婚者の拡大に歯止めをかけるため、“
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