センター試験 リスニング2時間遅れ 気仙沼会場に機器届かず 大学入試センター試験は14日、全国709会場で2日間の日程で始まり、初日は地理歴史、公民、国語、外国語のほか、英語のリスニングが行われた。東日本大震災の影響で臨時会場が設けられた気仙沼高(宮城県気仙沼市)に英語のリスニング試験に使う200人分のICプレーヤーが届かないなど、異例のトラブルが相次いだ。 試験運営を担当した東北大によると、気仙沼高に239個を送る予定だったが、39個しか届いていなかった。14日午後4時ごろ、気仙沼高にいた東北大職員が気付き、センターに報告。プレーヤーを車で仙台市内から届けたが、リスニングの開始時間が2時間遅れた。 全国の志願者は昨年より3447人少ない55万5537人で、高校などを今春卒業する現役生が79.2%を占めた。東北の志願者は218人多い3万6875人。東北では46カ所が試験会場となった。う