「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」と、松尾芭蕉が今生きていたならばツイッターでつぶやいたかもしれません。人生はよく旅に例えられます。 「ああ、旅がしたい、旅がしたい」といった内容の事柄を、松尾芭蕉も「奥の細道」の冒頭で繰り返し述べた後、実際旅を開始していますが、忙しいことを理由に旅に出ることをサボりがちな現代人は「ああ、旅がしたい...」から、実際の旅に出るまでの時間がなかなか長いです。実際の旅に出る前に一生、つまり人生という旅を終えてしまう方も少なくないと思います。 働いて社会に貢献することも確かに大切なことですが、日本の未来、世界の未来を考えてみた時に、日本以外の国で一体何が起こっているのか、この「世界」とはいったいどんな場所なのか、この地球とはいったいどんな星なのか、外国の人は日本をどう思っているのかなどを、自分の目で見てみること、自分の足で歩いてみること、自分の肌