京都市伏見区の「月桂冠(げっけいかん)」がホームページで、キリシタン大名・高山右近(うこん)の伏見屋敷についての調査結果と見解を発表した。 調査することになったきっかけについて、月桂冠総務部広報課・課長の田中伸治さんは「月桂冠大倉記念館から道を挟んだ場所に以前、同社の女子寮があった。そこを取り壊した際、奥へと続く小道の存在が明らかになった。その小道と同社に残る古地図を照合したところ、地図にも通路があり、その先に高山右近の名前が載っていた。これまで伏見との関わりはあまり知られていなかったので、興味深いと思って調べ始めた」と話す。 高山右近の屋敷は現在の丹後町に位置し、京都市立伏見南浜小学校、京都市立伏見南浜幼稚園と、宮内庁が管理する伏見松林院陵の西半分にかかる形で存在していた。 田中さんは「時代考証していくと、つじつまが合わないことも出てきた。高山右近は1587(天正15)年の伴天連(バテレ
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