263万人。この数字わかりますか?実は日本に暮らす外国人の数です。今や日本に住む100人のうち2人は外国人という計算になります。確かに都市部ではコンビニや居酒屋で店のスタッフが外国人ということも、当たり前になりましたよね。 しかし、こうした身近な“お隣さん”とも言える外国人が、地震や台風などの災害時にどうしているのか、想像したことはありますか。 国会では人手不足を背景に外国人材の受け入れを拡大するための法律が成立し、今春からはさらに多くの外国人が日本で生活するようになります。日本に暮らす外国人の防災対策はどこまで進んでいるのか、取材しました。 (大阪放送局記者 建畠一勇) そもそもの取材のきっかけは去年、各地で相次いだ災害でした。私が働く大阪でも、大阪府北部の地震(6月)や台風21号(9月)など立て続けに起きました。 このときは海外からの観光客への対応が問題になりました。鉄道の運休など、災
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