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ブックマーク / www.gei-shin.co.jp (1)

  • 新刊・旧刊「絵のある」岩波文庫を楽しむ 文・坂崎重盛

    【前口上】 ご存知でしょうか、あの一見お固そうな岩波文庫が、挿画・イラストレーションの宝庫であることを。著名挿画家の傑作や著者自身による挿画がたっぷりと、読者にふるまわれていることを。 このことを、私の周りの好きに投げかけてみても、たいていは「うーん」とか一瞬考えた末に、せいぜい数冊から十冊前後。それ以上がスラスラと出てくる人は、そんなにはいない。 「絵のある」岩波文庫を手にしているはずなのに、テキストの方に意識が行ってしまうためでしょうか、そこに挿入されている「絵」のことが忘れ去られてしまう。 ほら、こう並べて見せられれば「ああ、そういえば、この文庫に挿画が入っていたな」と思い出していただけるでしょう。えっ!?思い出さない? でしたらもう一度手に取ってページをめくって下さい。そこには素晴らしいイラストレーションの世界が・・・・・・。 「ほら、ルナールの『博物誌』、画家のボナールが挿画を

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