12.6.SOAPアプリの作成(WSDL編) 12.6.1.はじめに 前節までのところで、簡単なSOAPアプリケーションを作成してきました。しかしながら何度も言っているように前節までの方法ではString型やint型といった単純な型のデータしか受け取ることができませんでした。さらにリクエスト側のプログラムはcallオブジェクトを使ってメソッド名を入れたり引数の型を設定したりとプログラマにとってもわずらわしいものでした。 そこで、この節ではSOAPアプリケーションのもっとも実用的な作成方法を紹介します。この方法ならば理論的にはどこまで大きなソフトウェアでかつオブジェクトを送受信したりすることが可能となるだけでなく、リクエスタ側のプログラミングも簡単にできます。 12.6.2.サービス作成の流れ 今回の方法はプログラムを書くのは簡単ですが、ツールを使ったりだとかWSDLファイルを使ったりだとか