お笑いと同じように、プレゼンテーションでもなるべく滑らないようにしなければいけません。プレゼンで失敗しない予防策は、聴衆を知ること(聴衆分析)、そして聴衆のストライクゾーンを知ることです。商品やサービスの提案などビジネスプレゼンでは特に、ストライクゾーンを事前に、なるべく正確に把握することがとても重要なのです。 「品物がよければ、カネに糸目はつけないよ」はウソ 答えはプレゼンの聞き手が持っている――とはいえ、聞き手の目的や課題があいまいだったり、プレゼンによって何を成し遂げたいのか、聞き手にとってのゴールの定義が不明瞭だったりする場合は要注意。多くの場合、あいまいな前提条件で提案すると、的をはずすだけでなく、自分の貴重なリソースを無駄に浪費してしまいます。 また、課題やゴールが明確でも、前提条件が定まっていないケースもあるかもしれません。 「よい提案であれば、カネに糸目はつけない」。こう言