たとえば、風景写真の空を「キレイな青空にしたい」のなら、[特定色域の選択]で[シアン系]の色域を増やせば、薄く霞んだ空でも濃い青色にすることは可能です。しかし、それだけでは不十分です。 キレイな青空に含まれる「カラーの構成要素」をイメージすると、[シアン系]の他に、[マゼンタ系]の色域が増えないと、濃い青色(藍色)にはなってくれません。そして、色を濁らせている要素、この場合は、[イエロー系]と[ブラック系]になりますが、これらの色域を減らすことも必要です。単色の増減だけではなく、カラーの構成要素を考えながら調整しましょう!