薬師寺(奈良市)の聚宝館で、昨年に続き刀剣を展示する「噂(うわさ)の刀展II 見どころ学べる! 目で観る刀の教科書」が、日本刀剣博物技術研究財団の特別協力で開催されている。「村正(むらまさ)」を中心に名刀ぞろい。2、3日には同財団による特別展も同寺慈恩殿で開かれ、「刀剣女子」らの人気を集めた。 「刀剣乱舞」のファン目立つ 仏教では、刀剣は「煩悩を払う」などとして仏像にも表現される。展示は、仏教への関心につなげてもらおうと企画された。 聚宝館には約130点が並び、中でも「村正」が充実している。村正は室町時代の伊勢の刀工で数代続き、徳川家にとって不吉な妖刀伝説も生まれた。展示は村正の作風を見比べられるようになっており、同財団の澤口希能代表理事は「『刀はきれい』と思ってもらい、日本文化への入り口になればうれしい」と話す。 特別展には女性を中心に約6600人が訪れた。会場前には行列ができ、僧侶が刀
![妖刀「村正」も充実 奈良・薬師寺特別展に刀剣女子続々 2日間6600人(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/23cb5fccc3d3e23679d511b00ca645b4b6eac58f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FMLUvh93v0Hcx2-hdFyMRrDIhMLw%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FWD356VJJFRORXDPNZ5UIZC2BJE.jpg)