パソコン並みの機能を持つ携帯電話「スマートフォン」の2009年の国内出荷台数が、初めて200万台を突破する見通しとなっていることが、民間調査会社の矢野経済研究所による調査で明らかになった。 米アップル社のアイフォーンのヒットなどで消費者の認知度が高まったためで、07~09年の2年間で倍増する勢いだ。 調査結果によると、スマートフォンの08年出荷実績は前年比68%増の158万台で、品ぞろえがさらに充実する09年には同31%増の207万台になると予測している。 12年には365万台まで増加する見通しだ。